トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
検索結果詳細
前へ
次へ
イノセント・デイズ
新潮社 2014.8
早見 和真
∥著
(21人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
予約かごに入れる
ブックリストに登録する
あなたの評価
変更
削除
レビューを書く
所蔵
詳細
レビュー
資料の状況
竜王図書館 <1012034201>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ハ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-10-336151-0
13桁ISBN
978-4-10-336151-0
書名ヨミ
イノセント デイズ
著者ヨミ
ハヤミ カズマサ
分類記号
913.6
価格
¥1800
出版者ヨミ
シンチョウシャ
大きさ
20cm
ページ数
342p
抄録
放火によって奪われたのは、元恋人の妻とまだ1歳の双子の命。確定死刑囚・田中幸乃の人生は「不運」と「悪意」が支配していた。なぜそんなことをしたのか? 彼女が犯した最大の罪とは? 『小説新潮』掲載を単行本化。
著者紹介
1977年神奈川県生まれ。大学在学中よりライターとして活躍。2008年「ひゃくはち」で作家デビュー。ほかの著書に「スリーピング★ブッダ」「ぼくたちの家族」など。
当館優先
有用性順
新しい順
人中 人が好評価
({0})
null
修正する
削除する
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 1人が好評価
違和感
(2019/01/19)
あめんぼう/東温市立図書館
修正する
削除する
昔つきあっていた男性の妻と子供を焼死させ、死刑判決を受けた女性と彼女に関わった事のある人々の物語。
読むごとに夢中になって読書が加速していく本と失速していく本があるけど、私にとってはこの本は後者だった。
読んでいる内にどうにも違和感を覚えることが多々あり、登場人物のかっこつけた物言いにもひっかかった。
この話は何人かの登場人物のパートごとに分かれて書かれているけど、何だか、全ての話がどこか中途半端で、途中からこの人誰だっけ?とか、最初に出てきた登場人物は結局どうなったんだ?となった。
まるで深く一つの話を掘り下げる事を避けて、次の話に飛ぶという感じ。
中学生の頃の話では、まるで小学生の女の子グループみたいなイメージだったのが、いきなり、タバコ、男が出てきたりして違和感。
殺人者となった女性との女の子同士の微妙な三角関係を描いたと思えば、そこはおざなりに別の場面へ。
他の話もそんな調子で、何だか読んでいて不完全燃焼な気分になった。
だから中に入りこんで読むこともできなかったし、どの登場人物にも共感できなかった。
それは主人公の殺人犯となった女性にしても同じ。
彼女は恵まれない生い立ちの人で、いつも誰かの犠牲になって生きてきた優しい女性のような描き方をしているけど、それに対して同情心もわかなかった。
どの登場人物も彼女に対して自分がした事を悔いているように書かれているのも、私には偽善に感じられて嫌だった。
ここに書かれているのは、人は誰かに必要とされたい、という事で、その欲求は本当に強いものだということ。
その欲求のためには、暴力を受けながら相手を操縦するという事はあるだろうと思った。
イイネ!
イマイチ
違反報告
0人中 0人が好評価
しんどいです。
(2024/03/04)
ハンセン/和泉市立図書館
修正する
削除する
ある事件により、死刑宣告を受けた受刑者のお話ですが、結構なハードお話でした。痛快な部分は一欠けらもありません。それでいいのか、という感想です。
イイネ!
イマイチ
違反報告
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
ブックリストに登録する
読みたい
今読んでる
読み終わった
資料を評価する
0~5までの値で評価を登録できます。
(増減量0.5)
変更後、[決定]ボタンを押してください。
決定
閉じる
レビューを書く
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ハ/ / 帯出可
null
あめんぼう/東温市立図書館
読むごとに夢中になって読書が加速していく本と失速していく本があるけど、私にとってはこの本は後者だった。
読んでいる内にどうにも違和感を覚えることが多々あり、登場人物のかっこつけた物言いにもひっかかった。
この話は何人かの登場人物のパートごとに分かれて書かれているけど、何だか、全ての話がどこか中途半端で、途中からこの人誰だっけ?とか、最初に出てきた登場人物は結局どうなったんだ?となった。
まるで深く一つの話を掘り下げる事を避けて、次の話に飛ぶという感じ。
中学生の頃の話では、まるで小学生の女の子グループみたいなイメージだったのが、いきなり、タバコ、男が出てきたりして違和感。
殺人者となった女性との女の子同士の微妙な三角関係を描いたと思えば、そこはおざなりに別の場面へ。
他の話もそんな調子で、何だか読んでいて不完全燃焼な気分になった。
だから中に入りこんで読むこともできなかったし、どの登場人物にも共感できなかった。
それは主人公の殺人犯となった女性にしても同じ。
彼女は恵まれない生い立ちの人で、いつも誰かの犠牲になって生きてきた優しい女性のような描き方をしているけど、それに対して同情心もわかなかった。
どの登場人物も彼女に対して自分がした事を悔いているように書かれているのも、私には偽善に感じられて嫌だった。
ここに書かれているのは、人は誰かに必要とされたい、という事で、その欲求は本当に強いものだということ。
その欲求のためには、暴力を受けながら相手を操縦するという事はあるだろうと思った。
ハンセン/和泉市立図書館