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野の春
流転の海
第9部
新潮社 2018.10
宮本 輝
∥著
(8人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012335160>
貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-10-332519-2
13桁ISBN
978-4-10-332519-2
書名ヨミ
ノ ノ ハル
著者ヨミ
ミヤモト テル
叢書名ヨミ
ルテン ノ ウミ
分類記号
913.6
価格
¥2100
出版者ヨミ
シンチョウシャ
大きさ
20cm
ページ数
405p
抄録
昭和42年、熊吾の息子・伸仁は20歳の誕生日を迎える。「この子が20歳になるまで死なん」と誓った熊吾の、大願成就の日を家族で祝うが…。戦後の時代相を背景に父と子を描く「流転の海」完結。『新潮』連載を単行本化。
著者紹介
1947年兵庫県生まれ。「泥の河」で太宰治賞、「螢川」で芥川賞、「優駿」で吉川英治文学賞を受賞。紫綬褒章受章。
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人は花
(2018/11/28)
あめんぼう/東温市立図書館
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流転の海シリーズ最終巻。
あとがきによると、このシリーズは37年間続き、この9巻目で最後になる。
とにかく、それだけで感慨深いし、読んでいてしみじみきた。
そして、何だか後半になるにつれてすごく悲しくて胸がつまるような思いがした。
今回の話は特に大きな動きはなかった。
結末以外は。
熊吾は中古車販売の仕事に関わり、愛人が世話をしている老女の遺産について、いつもの如く奔走し、
房江さんは社員食堂で働き、そこで熊吾の妹も働くようになる。
伸仁は大学生になり、やがて20歳になり、彼女もできた。
そして、彼らがこれまで関わった人たちが登場し、そのあれこれが描かれている。
野の花というのは、本作の文章によると、一本松の土俵に咲く花の事なのかもしれない。
そして、それらの花は熊吾や房江さん、一家が関わった人々の事なのかな・・・と思った。
今回タイトルが野の花だからか、一家の関わった人々について読んでいると、彼らは熊吾たちの蒔いた種のように思えた。
それは、綺麗な花もあれば見かけは綺麗だけど毒のあるもの、しおれたものもある。
そして、やはり、いい人には気持ちのいい人しか結局周りにいないようになるんだな・・・と思った。
最終的に。
私はこの本は伸仁が大人になり、ひとかどの人間になる所まで話が続くのだろうと何となく思っていた。
でも、この最終巻ではそこまではいかなかった。
だけど、それはそれで、登場人物たちの人生は結末の後も続いていくのだろうと・・・自分の中で生きているような思いにもなった。
とにかく、この本を最初に手に取ったのは20年以上も前の事で、最初から読み返したりしてないので、ここに書かれている人々も私は全く覚えてない。
それはそれで感慨深くは読めたけれど、今度一どきに1部からこの最終巻まで読み返したらどうだろう?なんて思ったりするけど・・・。
そうしないままもいいような気がしている。
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1人中 1人が好評価
令和元年8月15日に読了
(2019/08/16)
まさまき/和泉市立図書館
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最後まで読み終えて感無量!宮本輝さんが37年かけて書き続けた傑作です。まさに人生は流転の海。親として父として男として人として、どう生きるか?謙虚な気持ちになれました。ありがとうございます。台風一家より。
イイネ!
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1人中 1人が好評価
利用者の方からのレビューです。
(2022/05/10)
西都市立図書館/西都市立図書館
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長年かかってやっと完結で昭和の初期からげんざいまでの主人公の波乱万丈の生活が描かれ楽しんで読みました。
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(c) 甲斐市立図書館
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貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
あとがきによると、このシリーズは37年間続き、この9巻目で最後になる。
とにかく、それだけで感慨深いし、読んでいてしみじみきた。
そして、何だか後半になるにつれてすごく悲しくて胸がつまるような思いがした。
今回の話は特に大きな動きはなかった。
結末以外は。
熊吾は中古車販売の仕事に関わり、愛人が世話をしている老女の遺産について、いつもの如く奔走し、
房江さんは社員食堂で働き、そこで熊吾の妹も働くようになる。
伸仁は大学生になり、やがて20歳になり、彼女もできた。
そして、彼らがこれまで関わった人たちが登場し、そのあれこれが描かれている。
野の花というのは、本作の文章によると、一本松の土俵に咲く花の事なのかもしれない。
そして、それらの花は熊吾や房江さん、一家が関わった人々の事なのかな・・・と思った。
今回タイトルが野の花だからか、一家の関わった人々について読んでいると、彼らは熊吾たちの蒔いた種のように思えた。
それは、綺麗な花もあれば見かけは綺麗だけど毒のあるもの、しおれたものもある。
そして、やはり、いい人には気持ちのいい人しか結局周りにいないようになるんだな・・・と思った。
最終的に。
私はこの本は伸仁が大人になり、ひとかどの人間になる所まで話が続くのだろうと何となく思っていた。
でも、この最終巻ではそこまではいかなかった。
だけど、それはそれで、登場人物たちの人生は結末の後も続いていくのだろうと・・・自分の中で生きているような思いにもなった。
とにかく、この本を最初に手に取ったのは20年以上も前の事で、最初から読み返したりしてないので、ここに書かれている人々も私は全く覚えてない。
それはそれで感慨深くは読めたけれど、今度一どきに1部からこの最終巻まで読み返したらどうだろう?なんて思ったりするけど・・・。
そうしないままもいいような気がしている。
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