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近親殺人
そばにいたから
新潮社 2021.5
石井 光太
∥著
(6人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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敷島図書館 <411207558>
貸出可 / 一般300-399 / / /368/イ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-10-305458-0
13桁ISBN
978-4-10-305458-0
書名ヨミ
キンシン サツジン
副書名ヨミ
ソバ ニ イタ カラ
著者ヨミ
イシイ コウタ
分類記号
368.61
価格
¥1500
出版者ヨミ
シンチョウシャ
大きさ
20cm
ページ数
255p
一般件名
殺人
一般件名
家族関係
抄録
同居の母親を放置した姉妹、異母きょうだいを殺めた母親…。大切なはずの身内を手にかける-その時、家族に何が起こっていたのか。7つの事件が問いかける、家族の真実。『EX大衆』連載に加筆修正。
著者紹介
1977年東京生まれ。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行う。小説や児童書も手掛ける。著書に「物乞う仏陀」「43回の殺意」「本当の貧困の話をしよう」など。
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実録ものミステリ感はない。
(2021/07/18)
サーバー不調になるので500件以下にして/網走市立図書館
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取材をもとに親族間殺人を取り扱ったまじめな作品、自分を含め周りの人間がすべて老齢化していく現状にとても危惧を感じる。
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0人中 0人が好評価
救いようがない
(2022/04/21)
あめんぼう/東温市立図書館
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家族の内の誰かが家族を殺してしまう。
そんな、実際に起きた7つの事件を紹介した本。
書かれているのは、
母親の介護を放棄、餓死させた姉妹。
引きこもりで暴力的な息子を殺めた父親。
貧しさから母親と無理心中をはかった男性。
精神疾患を患う姉を殺した妹。
夫の介護に疲れたうつ病の妻。
我が子を転落死させた万引き癖のある母親。
父が違う妹弟を殺した実母に苦しむ女性。
こんな人々について。
薄い本に7つの事件が紹介されているため、一つ一つについてはそれほど深くは書かれていない。
その概要のようにさらっと書かれているのを読んでいるだけで苦しくなった。
身につまされるし、人ごとでないと思う。
7つの事件を読んでいて思ったのは、精神疾患を患った人がどの話にも登場する事で、そういう人が一人いるだけで家族は崩壊するという事。
私は自分自身が人づきあいが下手で、社会的に認められている人でも性格に癖がある人にはすぐに振り回される。
見た目、普通の人でもそうなのに、精神疾患を患っている人に対応などできないと思う。
それはいくら社交的な人でもそうだろうし、そういう人が家族にいたら専門家に任せるというの事が必要だと思った。
ただ、この本に描かれた家族は、警察に相談したり病院に行ったりと、考えられる事をしていてもこうなった、という例もある。
そこで見えるのは精神を患っている側の血縁者に対する甘えと振り回される家族の自分たちで何とかしようという姿勢。
精神病の人にそれは厳しい見方だろうけど、見ていて甘える土壌が無くて他人相手だとどうだろう?と思う例もあった。
どこまでも私を切り捨てる事は出来ないだろう、私は苦しいんだから血がつながっていたら何かしてくれるのは当たり前だという意識がどこかで働いてるように感じた。
何が正解なのか全く分からないまま、自分ならどうするのか答も出ないまま読み終えた。
救いようのない気持ちになると同時に、なるべく長く健やかでいたいと思った。
イイネ!
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(c) 甲斐市立図書館
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そんな、実際に起きた7つの事件を紹介した本。
書かれているのは、
母親の介護を放棄、餓死させた姉妹。
引きこもりで暴力的な息子を殺めた父親。
貧しさから母親と無理心中をはかった男性。
精神疾患を患う姉を殺した妹。
夫の介護に疲れたうつ病の妻。
我が子を転落死させた万引き癖のある母親。
父が違う妹弟を殺した実母に苦しむ女性。
こんな人々について。
薄い本に7つの事件が紹介されているため、一つ一つについてはそれほど深くは書かれていない。
その概要のようにさらっと書かれているのを読んでいるだけで苦しくなった。
身につまされるし、人ごとでないと思う。
7つの事件を読んでいて思ったのは、精神疾患を患った人がどの話にも登場する事で、そういう人が一人いるだけで家族は崩壊するという事。
私は自分自身が人づきあいが下手で、社会的に認められている人でも性格に癖がある人にはすぐに振り回される。
見た目、普通の人でもそうなのに、精神疾患を患っている人に対応などできないと思う。
それはいくら社交的な人でもそうだろうし、そういう人が家族にいたら専門家に任せるというの事が必要だと思った。
ただ、この本に描かれた家族は、警察に相談したり病院に行ったりと、考えられる事をしていてもこうなった、という例もある。
そこで見えるのは精神を患っている側の血縁者に対する甘えと振り回される家族の自分たちで何とかしようという姿勢。
精神病の人にそれは厳しい見方だろうけど、見ていて甘える土壌が無くて他人相手だとどうだろう?と思う例もあった。
どこまでも私を切り捨てる事は出来ないだろう、私は苦しいんだから血がつながっていたら何かしてくれるのは当たり前だという意識がどこかで働いてるように感じた。
何が正解なのか全く分からないまま、自分ならどうするのか答も出ないまま読み終えた。
救いようのない気持ちになると同時に、なるべく長く健やかでいたいと思った。