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骨を弔う
小学館 2018.7
宇佐美 まこと
∥著
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竜王図書館 <1012323539>
貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ウ/ / 帯出可
敷島図書館 <411013667>
貸出可 / 一般913.6ア-コ / / /913.6/ウ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-09-386498-5
13桁ISBN
978-4-09-386498-5
書名ヨミ
ホネ オ トムラウ
著者ヨミ
ウサミ マコト
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
ショウガクカン
大きさ
19cm
ページ数
318p
抄録
骨格標本が発掘された、という新聞記事を見つけた豊は、小学生時代、仲間と山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。ある確かな手触りから「あれは本当に標本だったのか」との思いを抱き、かつての仲間に会いに行くが…。
著者紹介
1957年愛媛県生まれ。「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞短編部門、「愚者の毒」で第70回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門受賞。
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大人版スタンドバイミー
(2018/08/18)
あめんぼう/東温市立図書館
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全体的な印象としては、大人のスタンドバイミーという感じ。
それに暗さがプラスされている。
主人公の男性は、河川敷で骨格標本が発見されたという記事を目にし、それは小学生の頃、幼馴染たちと埋めたものではないか?と思う。
そして、それを機に、幼馴染たちに連絡をとる。
広告代理店に勤め、気楽な独身生活をエンジョイしている男性。
県議会議員の妻となり、夫からDVを受けている女性。
震災にあい、今もその場所で暮らす男性。
その頃近所に住んでいた美しい女性ー。
そして、幼馴染たちを先導し、骨を埋めようと言い出した少女ー。
彼らと会って、見えてきたその時の真相とはー。
あらかた事件の材料がそろった時に、「こういう事なのかな」と真相は想像できた。
だから、読み進めるのは真相を知りたいから、というよりも答合わせのような感じで読み進めた。
すると、もう一つの真相が用意されていた。
それはどんでん返しというほどのものでもないけど、何となく作者の遊び心が感じられるものだった。
歳老いて呆けてきて、それでも罪悪感から解放されてない人がその頃の事を話してしまう。
そんな場面があるけど、何も分からなくなってもそういうのだけ鮮明に覚えているのはつらい事だと思う。
そういうのを見ると、過去を清算できて前に進む事ができたのはこのストーリーの登場人物たちにとっては良かったと思う。
タイトルも表紙も暗いイメージで、途中は暗い場面もあるもけれど、最後は希望のもてる、読後感の良い結末だった。
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貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ウ/ / 帯出可
敷島図書館 <411013667>
貸出可 / 一般913.6ア-コ / / /913.6/ウ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
それに暗さがプラスされている。
主人公の男性は、河川敷で骨格標本が発見されたという記事を目にし、それは小学生の頃、幼馴染たちと埋めたものではないか?と思う。
そして、それを機に、幼馴染たちに連絡をとる。
広告代理店に勤め、気楽な独身生活をエンジョイしている男性。
県議会議員の妻となり、夫からDVを受けている女性。
震災にあい、今もその場所で暮らす男性。
その頃近所に住んでいた美しい女性ー。
そして、幼馴染たちを先導し、骨を埋めようと言い出した少女ー。
彼らと会って、見えてきたその時の真相とはー。
あらかた事件の材料がそろった時に、「こういう事なのかな」と真相は想像できた。
だから、読み進めるのは真相を知りたいから、というよりも答合わせのような感じで読み進めた。
すると、もう一つの真相が用意されていた。
それはどんでん返しというほどのものでもないけど、何となく作者の遊び心が感じられるものだった。
歳老いて呆けてきて、それでも罪悪感から解放されてない人がその頃の事を話してしまう。
そんな場面があるけど、何も分からなくなってもそういうのだけ鮮明に覚えているのはつらい事だと思う。
そういうのを見ると、過去を清算できて前に進む事ができたのはこのストーリーの登場人物たちにとっては良かったと思う。
タイトルも表紙も暗いイメージで、途中は暗い場面もあるもけれど、最後は希望のもてる、読後感の良い結末だった。