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私はあなたの記憶のなかに
小学館 2018.3
角田 光代
∥著
(9人)
蔵書数: 3冊
貸出数: 2冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012310155>
貸出中 / 1F棚15/913.6オオーコ / / /913.6/カ/ / 帯出可
敷島図書館 <411177082>
貸出可 / 一般913.6ア-コ / / /913.6/カ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811017397>
貸出中 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/カ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-09-386491-6
13桁ISBN
978-4-09-386491-6
書名ヨミ
ワタシ ワ アナタ ノ キオク ノ ナカ ニ
著者ヨミ
カクタ ミツヨ
分類記号
913.6
価格
¥1500
出版者ヨミ
ショウガクカン
大きさ
20cm
ページ数
280p
内容
内容:父とガムと彼女 猫男 神さまのタクシー 水曜日の恋人 空のクロール おかえりなさい 地上発、宇宙経由 私はあなたの記憶のなかに
抄録
K和田くんは、他人の弱さに共振して自分をすり減らす消しゴムのような男の子で…。「猫男」をはじめ、「父とガムと彼女」「水曜日の恋人」など全8編を収録。雑誌や単行本に掲載された作品をまとめる。
著者紹介
1967年神奈川県生まれ。2005年「対岸の彼女」で直木賞、12年「かなたの子」で泉鏡花文学賞、14年「私のなかの彼女」で河合隼雄物語賞を受賞。
内容細目・詳細
1
内容書名
父とガムと彼女
内容書名ヨミ
チチ ト ガム ト カノジョ
2
内容書名
猫男
内容書名ヨミ
ネコオトコ
3
内容書名
神さまのタクシー
内容書名ヨミ
カミサマ ノ タクシー
4
内容書名
水曜日の恋人
内容書名ヨミ
スイヨウビ ノ コイビト
5
内容書名
空のクロール
内容書名ヨミ
ソラ ノ クロール
6
内容書名
おかえりなさい
内容書名ヨミ
オカエリナサイ
7
内容書名
地上発、宇宙経由
内容書名ヨミ
チジョウハツ ウチュウ ケイユ
8
内容書名
私はあなたの記憶のなかに
内容書名ヨミ
ワタシ ワ アナタ ノ キオク ノ ナカ ニ
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感性光る短編集
(2018/11/21)
あめんぼう/東温市立図書館
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8話からなる短編集。
どの話も鋭い感性が光っていて、どちらかと言うと前半は現実的、後半にいくにつれて感覚的な作品だなという印象を受けた。
「父とガムと彼女」
父親の恋人だったのでは?という女性と再会した主人公の女性。
再会したのは父親の葬式で、主人公は子供の頃自分の世話をみる名目で家に出入りしていた彼女の事を回想する。
「猫男」
恋人と訪れた海外の地で、同級生の男性の事を回想する女性。
「神さまのタクシー」
鼻につくほど真面目な上級生との寮生活にうんざりしている少女。
「水曜日の恋人」
母親の恋人との当時のやりとりを回想する女性。
「空のクロール」
強豪の水泳部を有する学校に入った泳げない少女。
彼女はそこでいじめられる事になる。
「おかえりなさい」
お金に困っていた大学生時代に友人から紹介された宗教のチラシを配る仕事。
彼は仕事で老婆の住む家を訪問し、やがてそこが我が家のように出入りするようになる。
そんな事を回想する男性の現在はー。
「地上発、宇宙経由」
誤って届いたメールにより生まれる男女間のあれこれ。
「私はあなたの記憶のなかに」
「さがさないで」と置手紙を置いていなくなった妻。
主人公は妻との思い出をたどり、手掛かりとなる地を訪れる。
こんな感じで、今現在の話を描いているものもあるけど、ある時期を主人公が追憶する、という話が多かった。
そのそれぞれが感性豊かな視点で描かれていて、言葉も洗練されていると感じた。
個人的には「おかえりなさい」と「地上発、宇宙経由」が良かった。
こういうのってめったにない事だけど、状況的にありそうだし、登場人物もその状況に不思議な感覚でなじんでいるというのが良かった。
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敷島図書館 <411177082>
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貸出中 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/カ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
どの話も鋭い感性が光っていて、どちらかと言うと前半は現実的、後半にいくにつれて感覚的な作品だなという印象を受けた。
「父とガムと彼女」
父親の恋人だったのでは?という女性と再会した主人公の女性。
再会したのは父親の葬式で、主人公は子供の頃自分の世話をみる名目で家に出入りしていた彼女の事を回想する。
「猫男」
恋人と訪れた海外の地で、同級生の男性の事を回想する女性。
「神さまのタクシー」
鼻につくほど真面目な上級生との寮生活にうんざりしている少女。
「水曜日の恋人」
母親の恋人との当時のやりとりを回想する女性。
「空のクロール」
強豪の水泳部を有する学校に入った泳げない少女。
彼女はそこでいじめられる事になる。
「おかえりなさい」
お金に困っていた大学生時代に友人から紹介された宗教のチラシを配る仕事。
彼は仕事で老婆の住む家を訪問し、やがてそこが我が家のように出入りするようになる。
そんな事を回想する男性の現在はー。
「地上発、宇宙経由」
誤って届いたメールにより生まれる男女間のあれこれ。
「私はあなたの記憶のなかに」
「さがさないで」と置手紙を置いていなくなった妻。
主人公は妻との思い出をたどり、手掛かりとなる地を訪れる。
こんな感じで、今現在の話を描いているものもあるけど、ある時期を主人公が追憶する、という話が多かった。
そのそれぞれが感性豊かな視点で描かれていて、言葉も洗練されていると感じた。
個人的には「おかえりなさい」と「地上発、宇宙経由」が良かった。
こういうのってめったにない事だけど、状況的にありそうだし、登場人物もその状況に不思議な感覚でなじんでいるというのが良かった。