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失踪.com
東京ロンダリング
集英社 2016.9
原田 ひ香
∥著
(10人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 1冊
貸出可能数: 0冊
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竜王図書館 <1012242796>
貸出中 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ハ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-08-775431-5
13桁ISBN
978-4-08-775431-5
書名ヨミ
シッソウ ドット コム
副書名ヨミ
トウキョウ ロンダリング
著者ヨミ
ハラダ ヒカ
分類記号
913.6
価格
¥1700
出版者ヨミ
シュウエイシャ
大きさ
19cm
ページ数
309p
抄録
事故物件に住み、部屋をロンダリング(浄化)する人材を斡旋する相場不動産。だが、その仕事を妨害する動きが。調査を始めた仙道が突き止めた真実とは…。「東京ロンダリング」の著者が新たに大都市・東京の鬼門を突く!
著者紹介
1970年神奈川県生まれ。大妻女子大学卒業。「はじまらないティータイム」ですばる文学賞を受賞。ほかの著書に「人生オークション」「虫たちの家」など。
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(2020/02/13)
あめんぼう/東温市立図書館
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この作者の本は2冊目。
最初の本が結構ヘビーだったのと、今回のこのタイトルで今回もヘビーな内容だと思ったらそんな事はなかった。
むしろ、中には読後感の良い話もあった。
ロンダリングー事故物件に移り住み、部屋を浄化する事が話の軸となっている短編集。
「うちの部屋で人が死んだら」
主人公はパートで働きながら、ダンナ名義のアパートの管理をしている女性。
そのアパートに住む男性が亡くなり、彼女は不動産屋からいくつかの提案を受ける。
その内のひとつがロンダリングだったー。
この話で、不動産におけるロンダリングとは・・・とか、訳あり物件に住む人の事を「影」と呼ぶといった事が書かれている。
それを踏まえての2話。
「君に栄光を捧げよう」は、同僚が訳あり物件に住むことになった男性の話。
同僚はやがて行方不明になる。
「幽霊なんているわけない」
不動産屋の紹介で訳あり物件に住むことになった男性。
その部屋に幽霊が訪れる。
「女が生活保護を受ける時」
前話で登場した不動産屋の紹介で、訳あり物件に住むことになった生活保護を受けることになった女性の話。
この話が一番良かった。生活保護に訳あり物件。
相当キツい状況なのに、何となく希望がもてる内容。
主人公の女性がまともな感覚でキチンとしているのが救われる。
「地方出身単身女子の人生」
前話、前前話で登場した不動産屋の女性の話。
「失踪、どっと混む」
その不動産屋の社長が主人公の話。
「昔の仕事」
「東京ロンダリング」
は、前作に登場した登場人物たちの話ーとあとがきに書いてあった。
一応、最初の話とも話がつながっている。
後半3話を読むまでは、評価は☆4つだと思っていた。
でも、後半3話で、いきなり話の様相が変わって、それまで出てない登場人物が出たりして頭がこんがらがったし、その3話は面白くなかった。
何か、イメージとして、いきあたりばったりで一冊の本に仕上げたという感じがする。
最初のアパートを舞台にしたロンダリングの話かと思ったら1話と2話の主人公たちは接点がないし、その後の話もそう。
それなのに、途中からいきなり不動産屋の登場人物たちが主人公となって回りだす。
どっちかに定めた方が読む方も分かりやすいし、気持ちが入りやすかった。
最終話で最初の話を持ち出すのもとってつけたような感じがした。
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貸出中 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ハ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
最初の本が結構ヘビーだったのと、今回のこのタイトルで今回もヘビーな内容だと思ったらそんな事はなかった。
むしろ、中には読後感の良い話もあった。
ロンダリングー事故物件に移り住み、部屋を浄化する事が話の軸となっている短編集。
「うちの部屋で人が死んだら」
主人公はパートで働きながら、ダンナ名義のアパートの管理をしている女性。
そのアパートに住む男性が亡くなり、彼女は不動産屋からいくつかの提案を受ける。
その内のひとつがロンダリングだったー。
この話で、不動産におけるロンダリングとは・・・とか、訳あり物件に住む人の事を「影」と呼ぶといった事が書かれている。
それを踏まえての2話。
「君に栄光を捧げよう」は、同僚が訳あり物件に住むことになった男性の話。
同僚はやがて行方不明になる。
「幽霊なんているわけない」
不動産屋の紹介で訳あり物件に住むことになった男性。
その部屋に幽霊が訪れる。
「女が生活保護を受ける時」
前話で登場した不動産屋の紹介で、訳あり物件に住むことになった生活保護を受けることになった女性の話。
この話が一番良かった。生活保護に訳あり物件。
相当キツい状況なのに、何となく希望がもてる内容。
主人公の女性がまともな感覚でキチンとしているのが救われる。
「地方出身単身女子の人生」
前話、前前話で登場した不動産屋の女性の話。
「失踪、どっと混む」
その不動産屋の社長が主人公の話。
「昔の仕事」
「東京ロンダリング」
は、前作に登場した登場人物たちの話ーとあとがきに書いてあった。
一応、最初の話とも話がつながっている。
後半3話を読むまでは、評価は☆4つだと思っていた。
でも、後半3話で、いきなり話の様相が変わって、それまで出てない登場人物が出たりして頭がこんがらがったし、その3話は面白くなかった。
何か、イメージとして、いきあたりばったりで一冊の本に仕上げたという感じがする。
最初のアパートを舞台にしたロンダリングの話かと思ったら1話と2話の主人公たちは接点がないし、その後の話もそう。
それなのに、途中からいきなり不動産屋の登場人物たちが主人公となって回りだす。
どっちかに定めた方が読む方も分かりやすいし、気持ちが入りやすかった。
最終話で最初の話を持ち出すのもとってつけたような感じがした。