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家の匂い町の音
むかし卓袱台があったころ
主婦の友社 角川書店(発売) 2001.10
久世 光彦
∥著
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敷島図書館 <410473904>
貸出可 / 一般913.6マ-913.9 / / /914.6/ク/ / 帯出可
双葉図書館 <2810616819>
貸出可 / 閉架書庫 / / /914.6/ク/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-07-231120-0
書名ヨミ
イエ ノ ニオイ マチ ノ オト
副書名ヨミ
ムカシ チャブダイ ガ アッタ コロ
著者ヨミ
クゼ テルヒコ
分類記号
914.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
シュフ ノ トモシャ
出版者ヨミ
カドカワ ショテン
大きさ
20cm
ページ数
191p
抄録
昔、どこの家にも独特の匂いがあり、町には生活の音があった。いつのころからか、そんな匂いや音が消え、日本人の心情も変わってしまった。失われゆく日本人の住まいや暮らし、心ばえに、愛惜と思慕の情を寄せたエッセイ集。
著者紹介
1935年東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。演出家。主な作品に「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」、著書に「昭和幻灯館」「花迷宮」「蝶とヒットラー」など。98年紫綬褒章受章。
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C
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FILO/飯能市立図書館
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P8 昔の人は死に場所にこだわった。
P46 読書
P60 本
P69 母は黙ってその布団に小さな体を包まれて、父を思い出していたのかもしれない。
P75 そのころの父に優しい言葉をかけてやった憶えが、私にはほとんどない。たまに言う不器用な冗談に付き合って、笑ってやったこともない。私は酷薄な息子であった。
P138 私は五十を過ぎた。昔の父の顔や声が、ふと夢に現れたりして、私は不思議な気持ちになっていた。
そして私は考える。私は父のように、これまで生きてきただろうか。ーそれは、いまから数十年の後に、私の息子が答えをだすことかもしれない。
P139 父が子に遺すのは、微かに揺れる影である。影は陽が傾くにつれて地面に長く伸び、子の体を包み込む。父の大きな影に包まれて、いまその子は不思議な安らぎの中にいる。
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P60 本
P69 母は黙ってその布団に小さな体を包まれて、父を思い出していたのかもしれない。
P75 そのころの父に優しい言葉をかけてやった憶えが、私にはほとんどない。たまに言う不器用な冗談に付き合って、笑ってやったこともない。私は酷薄な息子であった。
P138 私は五十を過ぎた。昔の父の顔や声が、ふと夢に現れたりして、私は不思議な気持ちになっていた。
そして私は考える。私は父のように、これまで生きてきただろうか。ーそれは、いまから数十年の後に、私の息子が答えをだすことかもしれない。
P139 父が子に遺すのは、微かに揺れる影である。影は陽が傾くにつれて地面に長く伸び、子の体を包み込む。父の大きな影に包まれて、いまその子は不思議な安らぎの中にいる。