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毎日世界が生きづらい
講談社 2021.10
宮西 真冬
∥著
(1人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
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竜王図書館 <1012448997>
貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-06-525890-3
13桁ISBN
978-4-06-525890-3
書名ヨミ
マイニチ セカイ ガ イキズライ
著者ヨミ
ミヤニシ マフユ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
コウダンシャ
大きさ
20cm
ページ数
310p
抄録
子供を産んで、作家になれなくて、「子供がいなかったら作家になれたのにな」なんて言うような大人にはなりたくないの-。夢を叶えたい私、夢を語らないあなた。小説家と会社員、2人の幸せを探す物語。
著者紹介
1984年山口県生まれ。「誰かが見ている」で第52回メフィスト賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「首の鎖」など。
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生きづらさは伝わった
(2022/02/02)
あめんぼう/東温市立図書館
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結婚したばかりの30代の夫婦の心境を描いた物語。
妻の方は子供の頃から感情的な母親にキツい言葉を言われて育ってきた。
彼女の夢は小説家になること。
結婚を機に書店のパートをやめて別の仕事を探し始める。
夫の仕事はゲームのプログラマー。
妻とは学生時代からのつきあいで、遠距離恋愛の末に結婚した。
結婚式の時はおどけて明るい雰囲気だった夫が結婚後、何故か不機嫌で妻の些細な行動に腹を立てるようになった。
仕事の人間関係で悩み精神的に限界にきた彼は三か月仕事を休む事となった。
そんな二人のまだ始まったばかりの結婚後の物語。
最初、妻の心境から話が始まりずっとそうだと思っていたら夫の側のパートが始まり、おや?となった。
だからと言って、妻側、夫側から見たお互いの印象が大きく変わる訳じゃない。
私が読んでいてずっと思ったのは、最近の夫婦はこんな感じなのか・・・という事。
お互いを「あなた」と呼んで敬語を使って大人な感じのくせに何故か子供っぽく感じられる言動。
私とは二人と世代がかけ離れていて、感覚が違うからしょうがないのかと思いつつ、ちょくちょく違和感があった。
妻がADHDと突然診断されるくだり。
私がこの小説で読んだ限りの彼女は普通だと思う。
ゴミ箱に袋がちゃんとかかってない、ヘアピンがそこらに転がってる、ひとつの事に集中したら他がおろそかになる。
私だってそんな事あるし、それをいちいち気にする夫が神経質という見方をして読んでただけに、そこも感覚の違いがあると思った。
客観的に見ると、このご時世にこの夫婦は結構恵まれてると思う。
夫は大きな会社に勤めていて、妻は夢である小説家の一歩を踏み出し、マイホームも手に入れた。
だから、そんな恵まれている人が悩むのはおかしいとは思わない。
彼らが生きづらさを抱えて生きているというのはちゃんと伝わった。
伝わりつつもちょっと贅沢かな・・・と思ってしまった。
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あめんぼう/東温市立図書館
妻の方は子供の頃から感情的な母親にキツい言葉を言われて育ってきた。
彼女の夢は小説家になること。
結婚を機に書店のパートをやめて別の仕事を探し始める。
夫の仕事はゲームのプログラマー。
妻とは学生時代からのつきあいで、遠距離恋愛の末に結婚した。
結婚式の時はおどけて明るい雰囲気だった夫が結婚後、何故か不機嫌で妻の些細な行動に腹を立てるようになった。
仕事の人間関係で悩み精神的に限界にきた彼は三か月仕事を休む事となった。
そんな二人のまだ始まったばかりの結婚後の物語。
最初、妻の心境から話が始まりずっとそうだと思っていたら夫の側のパートが始まり、おや?となった。
だからと言って、妻側、夫側から見たお互いの印象が大きく変わる訳じゃない。
私が読んでいてずっと思ったのは、最近の夫婦はこんな感じなのか・・・という事。
お互いを「あなた」と呼んで敬語を使って大人な感じのくせに何故か子供っぽく感じられる言動。
私とは二人と世代がかけ離れていて、感覚が違うからしょうがないのかと思いつつ、ちょくちょく違和感があった。
妻がADHDと突然診断されるくだり。
私がこの小説で読んだ限りの彼女は普通だと思う。
ゴミ箱に袋がちゃんとかかってない、ヘアピンがそこらに転がってる、ひとつの事に集中したら他がおろそかになる。
私だってそんな事あるし、それをいちいち気にする夫が神経質という見方をして読んでただけに、そこも感覚の違いがあると思った。
客観的に見ると、このご時世にこの夫婦は結構恵まれてると思う。
夫は大きな会社に勤めていて、妻は夢である小説家の一歩を踏み出し、マイホームも手に入れた。
だから、そんな恵まれている人が悩むのはおかしいとは思わない。
彼らが生きづらさを抱えて生きているというのはちゃんと伝わった。
伝わりつつもちょっと贅沢かな・・・と思ってしまった。