トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
検索結果詳細
前へ
次へ
友達未遂
講談社 2019.4
宮西 真冬
∥著
(4人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
予約かごに入れる
ブックリストに登録する
あなたの評価
変更
削除
レビューを書く
所蔵
詳細
レビュー
資料の状況
竜王図書館 <1012355028>
貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-06-513965-3
13桁ISBN
978-4-06-513965-3
書名ヨミ
トモダチ ミスイ
著者ヨミ
ミヤニシ マフユ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
コウダンシャ
大きさ
19cm
ページ数
283p
抄録
全寮制女子校・星華高等学校の「マザー制度」は、3年生を「マザー」、1年生を「チャイルド」といって寝食を共にしルールやマナーを教える。1年生の茜は、マザーである桜子にかわいがられるが、ある日不審な事件が起きて…。
著者紹介
1984年山口県生まれ。「誰かが見ている」で第52回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著書に「首の鎖」がある。
当館優先
有用性順
新しい順
人中 人が好評価
({0})
null
修正する
削除する
イイネ!
イマイチ
違反報告
0人中 0人が好評価
個人の事情が見えたら
(2019/05/26)
あめんぼう/東温市立図書館
修正する
削除する
山の中にある寄宿舎で生活する4人の女子高生の物語。
母親に見捨てられ、実の祖父母にも冷たくされ、結局、寄宿舎に入る事になった茜。
その寄宿舎でマドンナ的な存在の桜子。
男っぽい性格で美大を目指している千尋。
天才的な美術の才能がある真琴。
全寮制の女子高である、彼女たちのいる高校では歴代受け継がれている、ある制度がある。
それは3年生が1年生とペアを組んで、指導するというもので、マザー制度と呼ばれる。
茜と桜子、千尋と真琴はそれぞれペアを組み、一緒に生活していく中で彼女たち、それぞれの事情や思惑が見えてくる。
彼女たち、それぞれの目線で描かれた話がパートごとに分かれて進む。
そして、最初は分かり合えなかった彼女たちがお互いの事情が見えてくる事によって分かり合う関係になっていく。
これを読んでいて、自分と彼女たちを置き換えて読んでいた。
私が苦手だと思う人、嫌いな人。
それらもこの物語のように、その人の事情が分かれば、「ああ、この人にもいろいろあるんだな・・・」と、多分、分かり合えるまでいかなくても今ほど嫌、苦手一辺倒じゃなくなるだろうな・・・と。
だけど、そういう個人的事情というのは大人になればなるほど皆見えにくくなるし、だから分かり合いにくいという事になるんだろうな・・・と思う。
大人になると親友ができにくい。
と、昔から聞く言葉だけど、それはそうだろうな・・・と思う。
女ばかりの世界の話で、ドロドロした所も描かれている話だけど、それはさほど過激なものじゃない。
私とは全く年代の違う少女たちの物語なので、書き方によってはすごく退屈な本になっていたと思うけど、この本はそんな事はなかった。
一気に読めたし、一気に読む方が面白い話だと思う。
イイネ!
イマイチ
違反報告
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
ブックリストに登録する
読みたい
今読んでる
読み終わった
資料を評価する
0~5までの値で評価を登録できます。
(増減量0.5)
変更後、[決定]ボタンを押してください。
決定
閉じる
レビューを書く
貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
null
あめんぼう/東温市立図書館
母親に見捨てられ、実の祖父母にも冷たくされ、結局、寄宿舎に入る事になった茜。
その寄宿舎でマドンナ的な存在の桜子。
男っぽい性格で美大を目指している千尋。
天才的な美術の才能がある真琴。
全寮制の女子高である、彼女たちのいる高校では歴代受け継がれている、ある制度がある。
それは3年生が1年生とペアを組んで、指導するというもので、マザー制度と呼ばれる。
茜と桜子、千尋と真琴はそれぞれペアを組み、一緒に生活していく中で彼女たち、それぞれの事情や思惑が見えてくる。
彼女たち、それぞれの目線で描かれた話がパートごとに分かれて進む。
そして、最初は分かり合えなかった彼女たちがお互いの事情が見えてくる事によって分かり合う関係になっていく。
これを読んでいて、自分と彼女たちを置き換えて読んでいた。
私が苦手だと思う人、嫌いな人。
それらもこの物語のように、その人の事情が分かれば、「ああ、この人にもいろいろあるんだな・・・」と、多分、分かり合えるまでいかなくても今ほど嫌、苦手一辺倒じゃなくなるだろうな・・・と。
だけど、そういう個人的事情というのは大人になればなるほど皆見えにくくなるし、だから分かり合いにくいという事になるんだろうな・・・と思う。
大人になると親友ができにくい。
と、昔から聞く言葉だけど、それはそうだろうな・・・と思う。
女ばかりの世界の話で、ドロドロした所も描かれている話だけど、それはさほど過激なものじゃない。
私とは全く年代の違う少女たちの物語なので、書き方によってはすごく退屈な本になっていたと思うけど、この本はそんな事はなかった。
一気に読めたし、一気に読む方が面白い話だと思う。