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栗本薫の里見八犬伝
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊 予約件数: 0件
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竜王図書館 <1011238746>
貸出可 / 書庫一般書 / / /913.5/タ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-06-254558-6
書名ヨミ クリモト カオル ノ サトミ ハッケンデン
著者ヨミ タキザワ バキン
著者ヨミ クリモト カオル
叢書名ヨミ シリーズ コテン
分類記号 913.56
価格 ¥1200
出版者ヨミ コウダンシャ
大きさ 19cm
ページ数 276p
抄録 聖なる使命を与えられた八人の少年たちが出逢い、悪にたちむかう。江戸時代の戯作者曲亭馬琴の幻想冒険小説を栗本薫が編訳。93年刊「少年少女古典文学館 22」を元に再編集。
著者紹介 東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。78年「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を、81年「絃の聖域」で吉川英治文学新人賞を受賞。著書に「グイン・サーガ」シリーズなど多数。
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因縁、因縁、また因縁
(2023/09/12)
町の図書館で借りたのよ/島本町立図書館
 何から得たのか、勝手に南総里見八犬伝は妖怪退治物と思い込んでいた。そうではなくて人間同士の斬りあいなどがメインだった。とはいえ、この先「化け猫」が登場するらしいし、あながち間違いではないか。そう、この本は、長編の最初の方しか書かれていないのだ。八犬士と言うが、本書に登場したのは5人である。犬江親兵衛が犬士とわかったところまでだった。残りの二人は「そののちのあらすじ」で紹介されていた。
 登場人物たちは初めて会っても、「実は…」な感じに関係があったりすることが多い。これが里見八犬伝の面白さだろう。偶然過ぎると思わなくもないがこれも因縁(浜路と道節など)。犬塚信乃は主人公補正で強いなーと思ったり、山林房八のエピソードは悲しいが、もっと他に方法はなかったのか?と思ったり、出てくる人たちがやたらと盗み聞きしているなーとか思ったり…。そんなお話。

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