猫好き作家さんたちのアンソロジー。漫画から時代小説まであり、好みのタイプを探すのにもいいかも。どの作品も自由にする猫ちゃんたちに振り回されている状態？が多くみられたけど、猫歴のべ４０年の私にとって、う～んそれだけかなぁ。って感じは否めない。

誰が書いているか気にせずに読み始めた。
真梨 幸子さん、猫を助けたい一心で、悲惨な状況に追い込まれていく。気の毒すぎるが、ユーモアだけはたっぷりあるね。
最後、町田　康の文章に似ていると思ったら、正にそうだった。本当に愉快だドーベルマンがにやんこのしぐさに「かわいい」とメロメロになるのが秀逸。

　小松エメルさんの苦手な歴史物や、漢字ばかりで読みにくい町田康さんの作品が有りましたが、蛭田亜紗子さんを目当てで読みました、真梨幸子さんの作品が面白かったです。