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合理的にあり得ない [1]
上水流涼子の解明 上水流涼子の解明
講談社 2017.2
柚月 裕子
∥著
(26人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1012262935>
貸出可 / 1F棚19/913.6モロ914.6カ / / /913.6/ユ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-06-220445-3
13桁ISBN
978-4-06-220445-3
書名ヨミ
ゴウリテキ ニ アリエナイ
副書名ヨミ
カミズル リョウコ ノ カイメイ
著者ヨミ
ユズキ ユウコ
分類記号
913.6
価格
¥1500
出版者ヨミ
コウダンシャ
大きさ
20cm
ページ数
255p
内容
内容:確率的にあり得ない 合理的にあり得ない 戦術的にあり得ない 心情的にあり得ない 心理的にあり得ない
抄録
不祥事で弁護士資格を剝奪された上水流涼子は、探偵エージェンシーを運営。明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが…。『メフィスト』掲載を単行本化。
メディア化タイトル
合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明
著者紹介
1968年岩手県生まれ。「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞、「検事の本懐」で大藪春彦賞、「孤狼の血」で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。
内容細目・詳細
1
内容書名
確率的にあり得ない
内容書名ヨミ
カクリツテキ ニ アリエナイ
2
内容書名
合理的にあり得ない
内容書名ヨミ
ゴウリテキ ニ アリエナイ
3
内容書名
戦術的にあり得ない
内容書名ヨミ
センジュツテキ ニ アリエナイ
4
内容書名
心情的にあり得ない
内容書名ヨミ
シンジョウテキ ニ アリエナイ
5
内容書名
心理的にあり得ない
内容書名ヨミ
シンリテキ ニ アリエナイ
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上水流涼子の連作ミステリー
(2020/01/28)
はるちゃん/小郡市立図書館
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公に出来ない揉め事を解決するなんでも屋、
《上水流エージェンシー》を経営する
元弁護士の上水流涼子と
その助手で東大卒の頭脳派、貴山の活躍を
描いた短篇集。
軽いタッチのミステリーで、サクッと読み終わる、
ドラマに向いた小説。
シリーズ化してほしい。
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1人中 1人が好評価
魅力的な登場人物と今のトリック
(2018/09/07)
あめんぼう/東温市立図書館
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上水流エージェンシー・・・代表、上水流凉子とただ一人の社員、貴山で営むいわゆるなんでも屋。
彼らが世の中の「ありえない」案件を読み解いていく様を5話に分けて描かれた本。
彼らの手掛けたのは、
経営コンサルタントを名乗る怪しい男に傾倒する二代目の話。
占い師の口車に乗り大金をまきあげられる妻を危ぶむ不動産経営者の話。
暴力団トップどうしの将棋対決で用いられた詐欺の話。
ホストに熱をあげて家を出た孫娘を探して欲しいと言う大企業経営者の話。
野球賭博の話。
最初の話と次の話では主人公である凉子は第三者として登場していて、どういう人物なのかというのは表面的にしか見えてこない。
それが、その後の話で彼女主体で話が進んでいくと、彼女とその社員というか相棒の貴山の個性や、その能力が見えてきて彼らに惹かれるようになる。
どこかで見たような人物像ではあるけど魅力的で、それがそのままこの本の魅力になっていると感じた。
一見、冷たそうでキレる彼らだけど、内面は人間的で血が通っていて、それが話のもっていき方に表れている。
このコンビの話をもっと見てみたいと思う。
ここで描かれたありえない話は目くらまし的なトリックが用いられているものがあり、それについては個人的に興味がもてないし、真相を知っても「ふーん」くらいだった。
それはトリックの造りが甘いというよりは、デジタル的な、いわゆる今の時代に即したものだから。
そういうのは「今はこういう事ができるんだ」くらいの感想しかもてない。
だけど、ここでアナログのトリックを使うというのは無理があるし、仕方ないんだろうな・・・と思う。
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(c) 甲斐市立図書館
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はるちゃん/小郡市立図書館
《上水流エージェンシー》を経営する
元弁護士の上水流涼子と
その助手で東大卒の頭脳派、貴山の活躍を
描いた短篇集。
軽いタッチのミステリーで、サクッと読み終わる、
ドラマに向いた小説。
シリーズ化してほしい。
あめんぼう/東温市立図書館
彼らが世の中の「ありえない」案件を読み解いていく様を5話に分けて描かれた本。
彼らの手掛けたのは、
経営コンサルタントを名乗る怪しい男に傾倒する二代目の話。
占い師の口車に乗り大金をまきあげられる妻を危ぶむ不動産経営者の話。
暴力団トップどうしの将棋対決で用いられた詐欺の話。
ホストに熱をあげて家を出た孫娘を探して欲しいと言う大企業経営者の話。
野球賭博の話。
最初の話と次の話では主人公である凉子は第三者として登場していて、どういう人物なのかというのは表面的にしか見えてこない。
それが、その後の話で彼女主体で話が進んでいくと、彼女とその社員というか相棒の貴山の個性や、その能力が見えてきて彼らに惹かれるようになる。
どこかで見たような人物像ではあるけど魅力的で、それがそのままこの本の魅力になっていると感じた。
一見、冷たそうでキレる彼らだけど、内面は人間的で血が通っていて、それが話のもっていき方に表れている。
このコンビの話をもっと見てみたいと思う。
ここで描かれたありえない話は目くらまし的なトリックが用いられているものがあり、それについては個人的に興味がもてないし、真相を知っても「ふーん」くらいだった。
それはトリックの造りが甘いというよりは、デジタル的な、いわゆる今の時代に即したものだから。
そういうのは「今はこういう事ができるんだ」くらいの感想しかもてない。
だけど、ここでアナログのトリックを使うというのは無理があるし、仕方ないんだろうな・・・と思う。