一日（正確には、起きてから眠ってしまうまで）である時点からの記憶が消えてしまう、掟上今日子さんという探偵と、様々な事件に巻き込まれてしまう体質の主人公の事件簿。

一冊にいくつもの事件が入っていて、キリよく読める。
最後はかなり気になる終わり方。
（と言っても一応一旦終わるので、多少間を空けて読んでも問題なし）

映画化された作品だけれど、そちらも観るにしても原作はすべて読んでからにしようと思う。

①主人公の掟上今日子は眠るたび記憶がリセットされる「忘却探偵」です。
タイムリミットがあるので、彼女が事件を解決できるか、ハラハラしてとても読んでいておもしろい本です。
②小柄で総白髪の女性、掟上今日子は「最速」で事件を解決する「忘却」探偵であった。１日ごとに記憶がリセットされる彼女が解き明かす数々の難事件。そして、今日子さんの「過去」とは？
シリーズでありながら、どこからでも読みやすい本です。ぜひとも１度手に取ってみて下さい。

「掟上今日子の裏表紙 」という新作を本屋でみかけ、知ったシリーズ。あまり西尾氏の作品は手に取らなかったので、初めから読もうと予約した。テンポもよく読みやすい。設定も面白いが、謎解きとしては軽くなるのは仕方ないか。今日子さんの過去など、謎が多く、続きが読みたくなる本です。