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名探偵の生まれる夜
大正謎百景
KADOKAWA 2022.12
青柳 碧人
∥著
(8人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012491013>
貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ア/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-04-111439-1
13桁ISBN
978-4-04-111439-1
書名ヨミ
メイタンテイ ノ ウマレル ヨル
副書名ヨミ
タイショウ ナゾヒャッケイ
著者ヨミ
アオヤギ アイト
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
カドカワ
大きさ
19cm
ページ数
283p
内容
内容:カリーの香る探偵譚 野口英世の娘 名作の生まれる夜 都の西北、別れの歌 夫婦たちの新世界 渋谷駅の共犯者 遠野はまだ朝もやの中 姉さま人形八景
抄録
さえない男の恋を叶えた不思議な「願掛け」。その絡繰りとは? 芥川龍之介×日常の謎、与謝野晶子×極限推理、宮沢賢治×怪異譚など、文豪たちが事件に挑む大正浪漫ミステリ全8篇。『小説野性時代』等掲載を単行本化。
著者紹介
千葉県生まれ。早稲田大学卒業。「浜村渚の計算ノート」で「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー。ほかの著書に「むかしむかしあるところに、死体がありました。」など。
内容細目・詳細
1
内容書名
カリーの香る探偵譚
内容書名ヨミ
カリー ノ カオル タンテイタン
2
内容書名
野口英世の娘
内容書名ヨミ
ノグチ ヒデヨ ノ ムスメ
3
内容書名
名作の生まれる夜
内容書名ヨミ
メイサク ノ ウマレル ヨル
4
内容書名
都の西北、別れの歌
内容書名ヨミ
ミヤコ ノ セイホク ワカレ ノ ウタ
5
内容書名
夫婦たちの新世界
内容書名ヨミ
フウフタチ ノ シンセカイ
6
内容書名
渋谷駅の共犯者
内容書名ヨミ
シブヤエキ ノ キョウハンシャ
7
内容書名
遠野はまだ朝もやの中
内容書名ヨミ
トオノ ワ マダ アサモヤ ノ ナカ
8
内容書名
姉さま人形八景
内容書名ヨミ
アネサマ ニンギョウ ハッケイ
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「名探偵」群像!
(2023/01/17)
子門/筑前町図書館
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本書に登場する主立った人々は、以下のとおり。江戸川乱歩、相馬愛蔵、黒
光、野口英世、星一、鈴木三重吉、芥川龍之介、吉岡信敬、松井須磨子、与謝
野晶子、鉄幹、松下幸之助、富田銀蔵、南方熊楠、宮沢賢治、柳田国男、平塚
らいてう、山下清。
後世、歴史上にその名をのこすことになった人々の、日常系のささやかな謎解
きの物語集・・・本書を紹介するとそんな風になるかとおもう。
本書を彩る彼ら、彼女らの大半はそれなりの自負はあるにせよ、まさか自分の
名前が後世へと伝わろうとは夢想だにしていない。およそ権力とは無縁の人
々。それでも懸命に生きようとするその姿、なんともいとおしい。
第一話に登場する平井太郎、後に「江戸川乱歩」として知られる存在である
が、ホントにこんなそそっかしく素っ頓狂な人物だったのか?フィクションと
して盛った(!)部分もあるのだろうけど、いかにもありそうなストーリーで
笑いを誘われてしまう。第二話で披露された野口英世の破天荒な人柄も、先年
紙幣になったほどの人物とおよそかけ離れた人物像で、これまた驚くばかり。
本書に登場する野口の親友で、後援者の一人となった星一をはじめとする同時
代の人々の証言があり、おそらくは真実に近いのであろう。
・・・という風にいちいちコメントをしていたら、いつまでたっても終わらな
いので、最後にひとつだけ。
ぼく個人の願望が実現できるのであるなら、星一氏本人、もしくは星新一氏、
そして吉岡信敬の名を知らしめた作家・横田順彌氏。この方々には、本書を読
んでもらいたかった。
いやむろん、ソレは本書で「探偵役」をつとめた人々、すべてに共通すること
であろうけども、さぞかし楽しんでもらえたのではないかと僕はおもうのだが
如何であろうか?
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子門/筑前町図書館
光、野口英世、星一、鈴木三重吉、芥川龍之介、吉岡信敬、松井須磨子、与謝
野晶子、鉄幹、松下幸之助、富田銀蔵、南方熊楠、宮沢賢治、柳田国男、平塚
らいてう、山下清。
後世、歴史上にその名をのこすことになった人々の、日常系のささやかな謎解
きの物語集・・・本書を紹介するとそんな風になるかとおもう。
本書を彩る彼ら、彼女らの大半はそれなりの自負はあるにせよ、まさか自分の
名前が後世へと伝わろうとは夢想だにしていない。およそ権力とは無縁の人
々。それでも懸命に生きようとするその姿、なんともいとおしい。
第一話に登場する平井太郎、後に「江戸川乱歩」として知られる存在である
が、ホントにこんなそそっかしく素っ頓狂な人物だったのか?フィクションと
して盛った(!)部分もあるのだろうけど、いかにもありそうなストーリーで
笑いを誘われてしまう。第二話で披露された野口英世の破天荒な人柄も、先年
紙幣になったほどの人物とおよそかけ離れた人物像で、これまた驚くばかり。
本書に登場する野口の親友で、後援者の一人となった星一をはじめとする同時
代の人々の証言があり、おそらくは真実に近いのであろう。
・・・という風にいちいちコメントをしていたら、いつまでたっても終わらな
いので、最後にひとつだけ。
ぼく個人の願望が実現できるのであるなら、星一氏本人、もしくは星新一氏、
そして吉岡信敬の名を知らしめた作家・横田順彌氏。この方々には、本書を読
んでもらいたかった。
いやむろん、ソレは本書で「探偵役」をつとめた人々、すべてに共通すること
であろうけども、さぞかし楽しんでもらえたのではないかと僕はおもうのだが
如何であろうか?