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失われた岬
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1012448898>
貸出可 / 1F棚16/913.6サ-タ / / /913.6/シ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-04-110990-8
13桁ISBN 978-4-04-110990-8
書名ヨミ ウシナワレタ ミサキ
著者ヨミ シノダ セツコ
分類記号 913.6
価格 ¥2200
出版者ヨミ カドカワ
大きさ 20cm
ページ数 575p
抄録 美都子の友人・清花が、北海道に転居後「岬に行く」と言い残し失踪した。20年後、ノーベル文学賞を受賞した日本人作家が「もう一つの世界に入る」と授賞式の前日に失踪し…。『本の旅人』『小説野性時代』連載を単行本化。
著者紹介 1955年東京都生まれ。紫綬褒章受章。「絹の変容」で小説すばる新人賞、「ゴサインタン」で山本周五郎賞、「女たちのジハード」で直木賞受賞。
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中盤までが良かった
(2022/06/21)
あめんぼう/東温市立図書館
北海道のとある場所にある「失われた岬」をめぐる物語。
失われた岬とは、昔戦時中にそこには軍の施設があり、地図に載ってなかったという黒い歴史がある事から。
この本は9章に分かれていて、最初の話は、普通の中年主婦が主人公。
彼女には尊敬している友人がいるが、彼女が突如姿を消してしまう。
彼女はいなくなる前に、一人の女性と出会い、その女性に影響を受けていた。
そして、彼女に導かれてどうやら「失われた岬」に夫と共に向かったらしい。
主人公の夫は彼女は宗教団体に取り込まれたのだと言うがー。
そんな話から始まり、次の話はその岬に向かおうとしてヒグマに襲われ、瀕死の大けがを負った男性の話。
この話にも最初に登場した、一人の女性が登場する。
そして、3話目は、最初に登場した主人公とその夫、親友の娘の数年後の話。

まあ、ここまでは何となく面白かった。
岬とはどういう所で、女性はどんな人物なのか興味がもてた。
それが中盤あたりから話の様相が変わり、個人的レベルの話から北朝鮮がどうの、薬物依存がどうのという大がかりな話になり、登場人物も様々変わる中でどうにも話に入りこめなくなった。
終わり方も唐突で結局、この本を読んで何かを受け取るとか余韻を楽しむというような結末ではなかった。

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