トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
検索結果詳細
前へ
次へ
白昼夢の森の少女
KADOKAWA 2019.4
恒川 光太郎
∥著
(7人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
予約かごに入れる
ブックリストに登録する
あなたの評価
変更
削除
レビューを書く
所蔵
詳細
レビュー
資料の状況
竜王図書館 <1012354989>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ツ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-04-106058-2
13桁ISBN
978-4-04-106058-2
書名ヨミ
ハクチュウム ノ モリ ノ ショウジョ
著者ヨミ
ツネカワ コウタロウ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
カドカワ
大きさ
20cm
ページ数
284p
内容
内容:古入道きたりて 焼け野原コンティニュー 白昼夢の森の少女 銀の船 海辺の別荘で オレンジボール 傀儡の路地 平成最後のおとしあな 布団窟 夕闇地蔵
抄録
人間の身体を侵食していく植物。それが町を覆い尽くしたその先とは…。美しくも残酷、自由にして哀しい白昼夢。彩りに満ちた10の短編を収録する。作品解説として作者のコメントも掲載。
著者紹介
1973年東京都生まれ。「夜市」で日本ホラー小説大賞、「金色機械」で日本推理作家協会賞を受賞。ほかの著書に「滅びの園」など。
内容細目・詳細
1
内容書名
古入道きたりて
内容書名ヨミ
コニュウドウ キタリテ
2
内容書名
焼け野原コンティニュー
内容書名ヨミ
ヤケノハラ コンティニュー
3
内容書名
白昼夢の森の少女
内容書名ヨミ
ハクチュウム ノ モリ ノ ショウジョ
4
内容書名
銀の船
内容書名ヨミ
ギン ノ フネ
5
内容書名
海辺の別荘で
内容書名ヨミ
ウミベ ノ ベッソウ デ
6
内容書名
オレンジボール
内容書名ヨミ
オレンジ ボール
7
内容書名
傀儡の路地
内容書名ヨミ
クグツ ノ ロジ
8
内容書名
平成最後のおとしあな
内容書名ヨミ
ヘイセイ サイゴ ノ オトシアナ
9
内容書名
布団窟
内容書名ヨミ
フトンクツ
10
内容書名
夕闇地蔵
内容書名ヨミ
ユウヤミ ジゾウ
当館優先
有用性順
新しい順
人中 人が好評価
({0})
null
修正する
削除する
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 1人が好評価
イメージの世界
(2019/05/28)
あめんぼう/東温市立図書館
修正する
削除する
どこか不思議で怪しげな雰囲気の漂う話が10話おさめられた短編集。
作者のあとがきによると、この短編集は今まで本におさめられず埋もれていた作品やアンソロジーにおさめられていた作品の寄せ集めらしく、それだからか、SFチックなものもあればホラー色の強いもの、ダークファンタジーっぽいのと、様々な雰囲気の作品が収録されている。
すごく短いもので、とりとめもない作品もあり、それは読んだ先から忘れてしまったけれど、中にはすごく印象的で、情景を想像するとその世界に入りこんでしまうような、そしてどこか哲学的でささるものもあった。
「古入道きたりて」
突然の雷雨により雨宿りした山の中の一軒家。
そこで男は家主である老婆から「古入道」が夜現れるという話を聞いて、実際目の当たりにする。
「焼け野原コンティニュー」
焼野原となった世界をさまよう男の話。
「白昼夢の森の少女」
森に意識を侵食された人々の話。
「銀の船」
大きな銀の飛行船に乗り、この世界から離れた女性。
その船は乗る時はお金を出せば乗れるが、降りる時は肉体に変異を生じると言う。
「海辺の別荘で」
海辺の別荘で、カヤックで島に到着した女と話をする男性。女がこの島に流れ着いた訳はー。
「オレンジボール」
ボールになった「ぼく」の話。
「傀儡の路地」
傀儡に操つられ、自分にとってよろしくない行動に走る人々の話。
「平成最後のおとしあな」
平成のスピリットと名乗る女性からの電話をとる女性。
彼女は通話の中で、平成について回顧する。
「布団窟」
見知らぬ人の家で布団の穴に引きずり込まれそうになった経験をもつ男性。
「夕闇地蔵」
生まれた時から色の判別がつかず、その代わり、別の世界が見える男性。
彼は幼馴染が殺人をおかしている事を知るがー。
個人的には、「布団窟」と「夕闇地蔵」が良かった。
どの話も、話の筋がいい、というよりも、発想が独特で面白くイメージが広がる。
その想像の世界でしばし遊ぶ、という感覚が良かった。
イイネ!
イマイチ
違反報告
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
ブックリストに登録する
読みたい
今読んでる
読み終わった
資料を評価する
0~5までの値で評価を登録できます。
(増減量0.5)
変更後、[決定]ボタンを押してください。
決定
閉じる
レビューを書く
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ツ/ / 帯出可
null
あめんぼう/東温市立図書館
作者のあとがきによると、この短編集は今まで本におさめられず埋もれていた作品やアンソロジーにおさめられていた作品の寄せ集めらしく、それだからか、SFチックなものもあればホラー色の強いもの、ダークファンタジーっぽいのと、様々な雰囲気の作品が収録されている。
すごく短いもので、とりとめもない作品もあり、それは読んだ先から忘れてしまったけれど、中にはすごく印象的で、情景を想像するとその世界に入りこんでしまうような、そしてどこか哲学的でささるものもあった。
「古入道きたりて」
突然の雷雨により雨宿りした山の中の一軒家。
そこで男は家主である老婆から「古入道」が夜現れるという話を聞いて、実際目の当たりにする。
「焼け野原コンティニュー」
焼野原となった世界をさまよう男の話。
「白昼夢の森の少女」
森に意識を侵食された人々の話。
「銀の船」
大きな銀の飛行船に乗り、この世界から離れた女性。
その船は乗る時はお金を出せば乗れるが、降りる時は肉体に変異を生じると言う。
「海辺の別荘で」
海辺の別荘で、カヤックで島に到着した女と話をする男性。女がこの島に流れ着いた訳はー。
「オレンジボール」
ボールになった「ぼく」の話。
「傀儡の路地」
傀儡に操つられ、自分にとってよろしくない行動に走る人々の話。
「平成最後のおとしあな」
平成のスピリットと名乗る女性からの電話をとる女性。
彼女は通話の中で、平成について回顧する。
「布団窟」
見知らぬ人の家で布団の穴に引きずり込まれそうになった経験をもつ男性。
「夕闇地蔵」
生まれた時から色の判別がつかず、その代わり、別の世界が見える男性。
彼は幼馴染が殺人をおかしている事を知るがー。
個人的には、「布団窟」と「夕闇地蔵」が良かった。
どの話も、話の筋がいい、というよりも、発想が独特で面白くイメージが広がる。
その想像の世界でしばし遊ぶ、という感覚が良かった。