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神殺しの日本
反時代的密語
朝日新聞社 2006.9
梅原 猛
∥著
(1人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
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竜王図書館 <1011571955>
貸出可 / 2F棚11/160-199 / / /160/ウ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-02-250223-1
書名ヨミ
カミゴロシ ノ ニホン
副書名ヨミ
ハンジダイテキ ミツゴ
著者ヨミ
ウメハラ タケシ
分類記号
160.4
価格
¥1200
出版者ヨミ
アサヒ シンブンシャ
大きさ
20cm
ページ数
212p
個人件名
梅原 猛
一般件名
宗教
一般件名
日本思想
抄録
靖国、道徳の崩壊、民主主義の腐敗…。近代日本は二度、神を殺した。このままでは滅びる! 人類と日本の将来を憂慮する著者による密語集。『日本経済新聞』連載「私の履歴書」に加筆した自伝「大いなる知に導かれて」を併録。
著者紹介
1925年仙台市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。国際日本文化研究センター顧問。仏教伝道文化賞、NHK放送文化賞、毎日出版文化賞等を受賞。文化勲章受章。著書に「隠された十字架」他。
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本当の日本の道徳観
(2016/04/11)
ブルーツ・リー/飯能市立図書館
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必ずしも、宗教の本ではないな、という感想。
新聞のコラムを総集したような内容で、
宗教とも、哲学ともつかない話にはなってしまっている。
ただ、哲学や宗教を専門的に学びたい人でなければ、
とりあえずは満足できるかもしれない。
一応、ダイジェスト的ではあるものの、
作者の文学的哲学的宗教的な見解が述べられており、
入門書にはなり得るとは思うからだ。
筆者の主張の主なところは、
「日本に置いて、神は二度殺されたのだ」と。
一度は維新。
それまで神と仏は一体のものだったが、
無理やり国家神道を作る際に、一度目の神の殺害が起こり、
そして二度目は敗戦。
神は神であることをやめた。
二度神が殺されたことによって、日本本来の伝統や価値観が消えてしまった。
戦前の教育勅語などではなく、
さらにそれ以前の、本当の日本の伝統が、二重に殺されてしまったのだ。と。
私も現在の日本の道徳観念の崩壊には、目を覆いたくなることが多い。
そういう意味で、戦前の軍国主義よりも、さらに前に存在した、
「本当の」日本らしい道徳観。が現代によみがえってもいいのではないか。
そんな思いを持った一冊だった。
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新聞のコラムを総集したような内容で、
宗教とも、哲学ともつかない話にはなってしまっている。
ただ、哲学や宗教を専門的に学びたい人でなければ、
とりあえずは満足できるかもしれない。
一応、ダイジェスト的ではあるものの、
作者の文学的哲学的宗教的な見解が述べられており、
入門書にはなり得るとは思うからだ。
筆者の主張の主なところは、
「日本に置いて、神は二度殺されたのだ」と。
一度は維新。
それまで神と仏は一体のものだったが、
無理やり国家神道を作る際に、一度目の神の殺害が起こり、
そして二度目は敗戦。
神は神であることをやめた。
二度神が殺されたことによって、日本本来の伝統や価値観が消えてしまった。
戦前の教育勅語などではなく、
さらにそれ以前の、本当の日本の伝統が、二重に殺されてしまったのだ。と。
私も現在の日本の道徳観念の崩壊には、目を覆いたくなることが多い。
そういう意味で、戦前の軍国主義よりも、さらに前に存在した、
「本当の」日本らしい道徳観。が現代によみがえってもいいのではないか。
そんな思いを持った一冊だった。