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文民統制
  • 自衛隊はどこへ行くのか
  • 岩波書店 2005.6
  • 纐纈 厚∥著
  • (1人)
蔵書数: 2冊 貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1011484985>
貸出可 / 書庫一般書 / / /393/コ/  / 帯出可
双葉図書館 <2810794590>
貸出可 / 閉架書庫 / / /393/コ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-00-024629-1
書名ヨミ ブンミン トウセイ
副書名ヨミ ジエイタイ ワ ドコ エ イク ノカ
著者ヨミ コウケツ アツシ
分類記号 393.2
価格 ¥1500
出版者ヨミ イワナミ ショテン
大きさ 19cm
ページ数 7,135p
一般件名 シビリアン コントロール
一般件名 自衛隊
抄録 自衛隊のあり方を厳しく規定してきた文民統制が根底から問われている。自衛隊の合憲・違憲の議論に隠れて議論されることのなかった文民統制の仕組みと歴史を辿りながら、自衛隊を真に私たちの統制下におくための方途を探る。
著者紹介 1951年岐阜県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、山口大学人文学部教授。専攻は日本近現代史。著書に「有事体制論」「近代日本政軍関係の研究」など。
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さすが岩波。共感するも、しないもあなた次第
(2019/08/21)
山口の駑馬/山陽小野田市立中央図書館
暴力を正しく使うための文民統制なのに。暴力を使わせない文民統制を語る。
基本は護憲で軍隊不要論の立場でしかない。

集団が纏まるには必ず暴力装置が必要な事が判ってない。
今我々が安心な生活を送れているのは、暴力団より強い警察と言う暴力装置があるという現実に目を瞑っている。
暴力団でも話せば判るとでも?

平時と有事が同じ土俵で議論される珍理屈。

日本では内部部局と言う「文民」ではなく「文官」統制。
内部部局に軍令と軍政の権力が集中。統合幕僚長は、3自衛隊を有効に繋ぐ「防衛戦略」が出せない。

此れが出来るようになると、文民統制が壊れたと叫んでいる。この教授大丈夫?

政治が軍事力を「用いて」政治目的を達成しようとする危険性を説き、「非武装による安全保障」を語る愚策論。
他国は日本だけ避けて通ってくれるとでも思っているのか?

「用いる」=戦争では無い。此れこそが抑止力という現実。

軍令と軍政が分かれると戦争になるという戦前の反省?。
しかし、軍令を統括する天皇の資質の問題を棚上げ。

天皇だけは批判できない?。
天皇だから、「賢い」、「戦略家」では無い。もっと賢い人材はたくさん存在する。

この教授の本には、中高生の歴史観しか見えてこない。

戦争は互いの正義がぶつかった外交の一つ。
互いが大儀を立て戦う。

勝ったから大儀が正しかった、負けたから大儀が間違っていたでは無い事は自明。

戦後、大東亜戦争と呼ばず、太平洋戦争と呼んで教育される。
大東亜と呼べば、漢字から日本の大儀が見えてしまい、隠さねば・・・米史観。

戦後アジアで独立できてないのは、内モンゴル、満州、ウイグル、チベット。
今なお支那人の植民地になっている現実が見えてない。

多様な立ち位置で歴史を見なければ、現在を正しく分析できるはずもない。
ばかばかしくも、一読してみれば面白い。

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