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レビュー一覧 (14件)
この本読んで(一般書)さんの投稿レビュー/甲斐市立図書館
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図書
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1. ガザ日記
ジェノサイドの記録 アーティフ アブー サイフ‖著 中野 真紀子‖訳
地平社 2024.5
この本読んで(一般書) さんの評価:
ドローンによる執拗な監視、爆撃の音、無差別に破壊される建物、日々失われる命、そしてその中で育まれる友情や家族の絆が鮮やかに綴られている。原書タイトルの”DON'T LOOK LEFT ”の意味が分かった時、胸が締め付けられる。ガザの真実を知り、世界が抱える問題について深く考えるきっかけとなる 必読の一冊。
ドローンによる執拗な監視、爆撃の音、無差別に破壊される建物、日々失われる命、そし...
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図書
(2人)
2. 決壊 上
新潮文庫 ひ-18-11 平野 啓一郎‖著
新潮社 2011.6
この本読んで(一般書) さんの評価:
人間の心が揺れ、孤立と断絶の末に「決壊」する様を描いた衝動的な作品。
刊行後、現実社会でも似た事件が起こり、著者の時代を読むセンスに驚かされるばかり。「本心」「富士山」と続く「分人主義」の深化が、この作品と響きあう。
いつかノーベル文学賞を取る日が来るかも!?
人間の心が揺れ、孤立と断絶の末に「決壊」する様を描いた衝動的な作品。刊行後、現実...
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3. 決壊 下
平野 啓一郎‖著
新潮社 2008.6
この本読んで(一般書) さんの評価:
人間の心が揺れ、孤立と断絶の末に「決壊」する様を描いた衝動的な作品。
刊行後、現実社会でも似た事件が起こり、著者の時代を読むセンスに驚かされるばかり。「本心」「富士山」と続く「分人主義」の深化が、この作品と響きあう。
いつかノーベル文学賞を取る日が来るかも!?
人間の心が揺れ、孤立と断絶の末に「決壊」する様を描いた衝動的な作品。刊行後、現実...
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4. 失格でもいいじゃないの
太宰治の罪と愛 講談社選書メチエ 779 千葉 一幹‖著
講談社 2023.2
この本読んで(一般書) さんの評価:
「正義と微笑」を中学の頃はじめて読んだ太宰さんの小説。それから、人生の折々に
読んできた。その答えが、次の言葉で集結される。そうだったんだ、と思える本。大学教授が書いた評伝なので、難解なところも沢山あったが、とても良かった。「人は強く、雄々しく生きたいと望んでも、そうなれず、弱々しくしか生きられない自分がいる。」
「正義と微笑」を中学の頃はじめて読んだ太宰さんの小説。それから、人生の折々に読ん...
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(9人)
5. 認知症世界の歩き方
認知症のある人の頭の中をのぞいてみたら? 筧 裕介‖著 認知症未来共創ハブ‖ほか監修
ライツ社 2021.9
この本読んで(一般書) さんの評価:
認知症看護認定看護師として活動しています。
この本は認知症をもつ本人の目線で日常生活を表現しています。
脳の病変により、日常生活や物事の感じ方、人との関わりに変化が生じます。
本人が何に困っていて何を支援してほしいのか。知る事を当事者は一番に求めています。すごく分かり易い文面なので是非読んで欲しいです。
認知症看護認定看護師として活動しています。この本は認知症をもつ本人の目線で日常生...
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6. グリマー・クリークの奇跡
ステイシー ハックニー‖作 渋谷 弘子‖訳
評論社 2022.10
この本読んで(一般書) さんの評価:
この本を手にとったのは表紙の美しい色彩に魅せられたから。
主人公は映画監督を目指す12歳のロージー。
「奇跡」のナゾを解明すべくドキュメンタリー撮影に挑む。
「奇跡」は誰にも起こりうるもの…。
この本を手にとったのは表紙の美しい色彩に魅せられたから。主人公は映画監督を目指す...
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7. 813 [正]
ルパン傑作集 1 新潮文庫 モーリス ルブラン‖著 堀口 大学‖訳
新潮社 1981
この本読んで(一般書) さんの評価:
「ルパン」との出会いは小学校5年生。
訳者の南洋一郎さんに友だちとファンレターを書いた。
この夏、『813』が目にとまった。なつかしい。
書評に「大人でも楽しめる」とあった。
一気に読了。昔読んだ子ども向けの「ルパン」とは違っていた。怪盗紳士が紳士強盗となっていたり。
しかし、ワクワクは変わらない。
「そんなコーヒーのまないで、ルパン!」と思わず言ってしまったり(笑)
“L.M”の正体も、全く忘れていた。
大人も、もちろん子どもも読んでほしい本です。
「ルパン」との出会いは小学校5年生。訳者の南洋一郎さんに友だちとファンレターを書...
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8. キリンの首
ユーディット シャランスキー‖著 細井 直子‖訳
河出書房新社 2022.7
この本読んで(一般書) さんの評価:
子どもの頃からキリンが好きだった。
顔のないキリンの表紙に思わず手にとった。
キリンは淘汰の象徴?!
自信満々な主人公にも大きな悩み。
一気に読ませるおもしろい本でした。
子どもの頃からキリンが好きだった。顔のないキリンの表紙に思わず手にとった。キリン...
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9. 「悪」と戦う
高橋 源一郎‖著
河出書房新社 2010.5
この本読んで(一般書) さんの評価:
たやすく悪と迎合する強盗殺人。
どうして悪い心が育つのか?毎日のニュースに心が痛みます。
なんななかタイトルに惹かれ、一気に読了。
答えはでませんでしたが、おもしろい本でした。
たやすく悪と迎合する強盗殺人。どうして悪い心が育つのか?毎日のニュースに心が痛み...
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図書
(17人)
10. やさしい猫
中島 京子‖著
中央公論新社 2021.8
この本読んで(一般書) さんの評価:
タイトルと温かみのある装丁からは想像できない入国管理制度、難民問題といった少々重いテーマ。
オーバーステイで収容されてしまうスリランカ人クマさんに降りかかる様々な困難を家族の愛や周囲の人々のサポートで乗り越えていく展開に引きこまれた。
高校生マヤの視点で書かれているので、読み易い。
日本は外国人の労働力に支えられているのにこんな冷遇ありか?…と途中読むのが苦しくなるが、最後に希望の光がある。
読み終えたら、装丁の色鉛筆の街並みが「別物」に思えるはず。
タイトルと温かみのある装丁からは想像できない入国管理制度、難民問題といった少々重...
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