甲斐市立図書館

最後まで読んで、『勇気』の重みを感じた。誰かと向かい合って、分かり合うには勇気がいる。何度も死にたいと思って、それでも生き残るには勇気がいる。後悔した人生を、少しでも前向きな幸せな人生にするのも勇気がいる。このスト―リーには、そうした勇気が詰まっていた。説得力とテーマの深さ、無駄に間延びしない話の進み方に脱帽です。読んでよかった。

最後まで読んで、『勇気』の重みを感じた。誰かと向かい合って、分かり合うには勇気が...

同じ島を故郷にした人たちの様々な思いを描く短編集。自分のほうから見ると逃げ場がないぐらい最悪な思いを残す閉鎖的な島。しかし、時がたち、他人から知らされる想いから、辛い思い出の真相は意外なものだった。辛いことがあるとつい周りがみんな敵に見えてしまいがちだが、違う方向から見たら自分も守られており、中には味方もいる。そんな希望が持てる作品。

同じ島を故郷にした人たちの様々な思いを描く短編集。自分のほうから見ると逃げ場がな...

ドラマでは厄介さんがやっていた美術館の警備員が『親切守』さんになって登場。内容はドラマの美術館と芸術家のマンションの回と似ているが、最後がちょっと違った。このドラマとのずれを確認するのも、間違い探しのようで楽しい。今日子さんは、ビックリするほどおてんばで、大胆な行動に出る人だった。こちらは、本のほうが奇想天外な感じがした。

ドラマでは厄介さんがやっていた美術館の警備員が『親切守』さんになって登場。内容は...

卒業間際の6年2組はクラスで保護者や在校生に見せるための発表を何かしなくてはなりません。自分たちも楽しくて、みんなも喜ぶこと。決まったのはなんと『劇』。しかも、脚本から、照明、音響、衣装、監督まで全部自分たちで用意すると決めたのです。観劇会で見たプロのような作品に仕上がるのか。どこまで自分たちの力で一つの劇を仕上げられるのか。自分のクラスのようにハラハラドキドキして読んでしまいました。

卒業間際の6年2組はクラスで保護者や在校生に見せるための発表を何かしなくてはなり...

大好きな神様のカルテシリーズですが、これは医者になる前、なった直後研修医時代の話。短編集で読みやすい。妻の榛名さんの過去の話には、頼もしさと強さを感じた。一止や仲間たちの価値観に共感と尊敬をした。今回もとても前向きになれる本だった。

大好きな神様のカルテシリーズですが、これは医者になる前、なった直後研修医時代の話...

切ないとにかく切ない。胸キュン小説。「あなたの奥さんが小説家だったら、または、小説家になるきっかけを作ったのが、あなただったらどうしますか。」テーマはこれに尽きますが、その流れの中に隠された胸キュンポイント、涙ポイントが多い。読んでて止まらなくて、ちょっと謎もあって、温かい気持ちになれた。そして、読みやすい！！高校生くらいから読んでほしい、ちゃんと相手を尊重できる大人の恋愛の経験したすべての人へ贈りたい 本です。  

切ないとにかく切ない。胸キュン小説。「あなたの奥さんが小説家だったら、または、小...