甲斐市立図書館

拝み屋が実際に体験した事を書き起こした小説。

とにかく怖くておぞましい内容で、
今まで読んだホラー小説の中で１番の恐ろしさ

拝み屋が実際に体験した事を書き起こした小説。とにかく怖くておぞましい内容で、今ま...

小説と言うより、拝み屋を営む作者が
実際に見聞きしたエッセイ。
信じる、信じないはそれぞれだろうが、
ゾッとする話や、（不謹慎かもしれないが）少し笑える話
など、作者の文章力や語彙の豊富さに感心した。

小説と言うより、拝み屋を営む作者が実際に見聞きしたエッセイ。信じる、信じないはそ...

・染み　　　　　　　　　　◎
・お祓いを頼む女　　　　　○
・妄言　　　　　　　　　　○
・助けてって言ったのに　　○
・誰かの怪異　　　　　　　○
・禁忌　　　　　　　　　　○

短編連作のホラー小説。
作者の実体験を書いた『染み』が1番怖かった。
キーマンである 『どこにでもいそうな
中年女性といった風貌の占い師“神楽坂の母”』の
行方がわからないままの終わり方から
次回作が期待される。

・染み　　　　　　　　　　◎・お祓いを頼む女　　　　　○・妄言　　　　　　　　　...

全国各地の事故物件を1箇所に集めて建てられた【烏合邸】。

そこへ多額の報酬を支払って人を住まわせ、
日々起こった出来事を記録させた日記や録音テープを
見つけた河漢社の編集者「三間坂秋蔵」と「三津田信三」が
謎を解くうち、次々と怪奇現象に見舞われる。

フィクションでありながら、所々
（実際に起きたのでは？）と思わせる技巧に
どんどん読み進めたが、最後の最後になって
いま1つ納得の行かない推理を披露された挙げ句、
「烏合邸に関する情報をお持ちの方や、
本書を読んでこんな目に遭ったという方は連絡して下さい」
という終わり方に心底ガッカリした。

全国各地の事故物件を1箇所に集めて建てられた【烏合邸】。そこへ多額の報酬を支払っ...

・秋の牢獄
・神家没落
・幻は夜に成長する

ホラー小説が読みたくて借りたが、「秋の牢獄」「神家没落」はどちらかというとＳＦ小説。
「幻は夜に成長する」はホラー色が強いものの、新興宗教の話で読んでいて不快感しか わかなかった。

・秋の牢獄・神家没落・幻は夜に成長するホラー小説が読みたくて借りたが、「秋の牢獄...

・彼女の冷蔵庫
　　　　　　　山本文緒　　○
・顔面崩壊
　　　　　　　筒井康隆　　✕
・パンツをはいたウルトラマン
　　　　　　　椎名誠　　　△
・買物　　　　北杜夫　　　△
・くだんのはは
　　　　　　　小松左京　　○
・庖丁ざむらい
　　　　　　　白石一郎　　△
・跛行の剣　　隆慶一郎　　✕
・シリコン　　久坂部羊　　○
・特殊治療　　藤田宜永　　✕　
・共犯者　　　遠藤周作　　○
・長い夜　　　馳　星周　　✕
・病は気から　氷室冴子　　○
・怪物　　　　三島由紀夫　△
・薔薇連想　　渡辺淳一　　△

・彼女の冷蔵庫　　　　　　　山本文緒　　○・顔面崩壊　　　　　　　筒井康隆　　✕...

トラックドライバーの主人公の妻が、ある日
家財道具一式とともにいなくなった。

家事、仕事、子育てに奮闘しながら妻を探すうち、
今までの自分の傲慢さに気づいていく· · ·という
シチュエーションは手垢が付いている話だし、
「実はみんないい人たちでした」的な終わり方も
中場利一さんの小説ではよくあるパターンだが、
軽妙な大阪弁とユーモアで最後まで面白く読めた。

トラックドライバーの主人公の妻が、ある日家財道具一式とともにいなくなった。家事、...

余命数カ月を宣告されるも諦めきれず、
壮絶な副作用と闘いながら、ありとあらゆる治療に
挑む50代のガン患者と、

効果が無いばかりか、むしろ命を縮ませかねない
治療はせずに残された時間を有意義に生きてほしいと
願う若い医師の苦悩と葛藤を描いた作品。

現役医師でもある作者だけに圧倒的なリアリティと
迫力❗

個人的には作中の医師と同じく、
「治療の効果が見込めない末期ガン患者は
残された時間を有意義に使うべき」との考えだが、
ラスト数ページのガン患者の遺言には衝撃を受けた。

余命数カ月を宣告されるも諦めきれず、壮絶な副作用と闘いながら、ありとあらゆる治療...

〔ぼっけえ、きょうてえ〕
幼い頃、極貧の生活の中で親を手伝い赤ん坊の間引きをしていた女郎の独白。

〔密告函〕
〔あまぞわい〕
〔依って件の如し〕

〔ぼっけえ、きょうてえ〕幼い頃、極貧の生活の中で親を手伝い赤ん坊の間引きをしてい...

〔燃やす〕△
〔いちご〕△
〔孫係〕　○
〔あねご〕△
〔オーロラ〕△
〔マタニティ〕△
〔ドブロブニク〕✕
〔ドラゴン・スープレックス〕○

〔燃やす〕△〔いちご〕△〔孫係〕　○〔あねご〕△〔オーロラ〕△〔マタニティ〕△〔...