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レビュー一覧 (545件)
るなくんさんの投稿レビュー/網走市立図書館
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図書
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(17人)
451. キンモクセイ
今野 敏‖著
朝日新聞出版 2018.12
るなくん さんの評価:
キャリア官僚が殺された事件が発端となり、キャリア官僚の隼瀬がその謎に疑問を感じ、調べ始める。深く考えもなく調べるうちに圧力という恐怖に晒される。
なにもしない無能ともいえる官僚が出世し、問題を提起した者は排除される怖さ。
安保条約とはなにか・・沖縄基地がいまだに存続していることも新たに恐怖心として残る内容だった。正義・平和はだれが守るのだろう・・。「キンモクセイ」とは・・なぜ官僚は殺されたのか。終盤に明かされる。
キャリア官僚が殺された事件が発端となり、キャリア官僚の隼瀬がその謎に疑問を感じ、...
図書
(69人)
452. 傲慢と善良
辻村 深月‖著
朝日新聞出版 2019.3
るなくん さんの評価:
ルックス・経済力・会話力等が高いモテ男の西澤架は結婚を決断できない時が過ぎ、本気の彼女から見放され、落ち込む。
お見合いサイト系で相手を探すがどの人もピンとこなかった。
そして真実という女性と2年ほど付き合うが彼女が30歳半ばとなり、自分も40歳直前となった。
そんな折、真実はストーカー行為に怯えたため、守るため架は結婚を覚悟した。
しかしその直後、彼女は失踪する。そして拉致されたと思った架は彼女の痕跡を実家住まい時代から捜査し始める。
そこで浮かび上がったのは彼女の心の重圧。
二人はどう決断するのか興味深い。幸せな結末だといいけれど・・
ただ結婚は終点ではなく始点とは思うけれど、始まらないことには前には進めない。
余談だが「青空と逃げる」を読んだ方「あっ!」になります。
ルックス・経済力・会話力等が高いモテ男の西澤架は結婚を決断できない時が過ぎ、本気...
図書
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(13人)
453. 帰去来
大沢 在昌‖著
朝日新聞出版 2019.1
るなくん さんの評価:
パラレルワールドを経験する巡査の志麻由子の成長の物語。
死に直面し別世界と飛んだ彼女は現実世界で追っていたナイトハンターを、警視として追い詰めていく。連続殺人の犯人は誰なのかと、一機に読み進めた。
だんだん背景がはっきりしていき謎が解けていく。
現実世界の元恋人の里貴は頼もしい部下だった。その別世界の里貴への恋心はちょっと切ない。
父親に対する心情が物語に深みを増している。
面白かったのでお勧めの本。
パラレルワールドを経験する巡査の志麻由子の成長の物語。死に直面し別世界と飛んだ彼...
図書
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(14人)
454. はつ恋
村山 由佳‖著
ポプラ社 2018.11
るなくん さんの評価:
激しさと戸惑いに揺れ動く若い頃の恋愛ではなく、静かににゆったりと流れる大人の恋愛小説。花の季節感が二人の愛を育んでいく物語。
人生折り返しが過ぎた大人の恋は案外ピュアなのかもしれない。
激しさと戸惑いに揺れ動く若い頃の恋愛ではなく、静かににゆったりと流れる大人の恋愛...
図書
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(28人)
455. 思い出が消えないうちに
[「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ] [3] 川口 俊和‖著
サンマーク出版 2018.9
るなくん さんの評価:
愛する人に会えない喪失感、そして失ってから知った自分の本当の気持ち。
壊れかけた心を優しく包み、伝えたかった思いを抱いて時を移動できる喫茶店。
愛しい人から優しさを届ける。
幸せって何気ない毎日の生活の中にあるのだろう。
本には書かれていなかったけれど「ああ・・今日もご飯が美味しい!」そんな日常を大切に生きよう!と思った。
愛する人に会えない喪失感、そして失ってから知った自分の本当の気持ち。壊れかけた心...
図書
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(3人)
456. 瞳のなかの幸福
小手鞠 るい‖著
文藝春秋 2019.2
るなくん さんの評価:
猫好きにはたまらない。
「わかる!わかる!」の連発は間違いなさそうだ。
幸せとは淋しくないこと、そして安心して眠れる住み家があることなのだろう。
猫は飼ったことはないけれど、つぶらな瞳で見つめてもらいたい。
もちろん、すりすりと、もふもふも!(笑)
猫好きにはたまらない。「わかる!わかる!」の連発は間違いなさそうだ。幸せとは淋し...
図書
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(26人)
457. 宝島
HERO's ISLAND 真藤 順丈‖著
講談社 2018.6
るなくん さんの評価:
基地をめぐるニュースは今日も含め、見聞きしてきた。
1972年まで沖縄は日本でありながらパスポートが行くには必要だった。
戦争のつけはアメリカ基地の残留であり、沖縄の島民の苦難の歴史は現在も続いている。
戦争の悲惨な爪跡を観光として、沖縄の人たちの歴史について慮った心根は持たず
申し訳ない気持ちになった。
圧倒的読書感のある1冊だと思う。
何回か訪れた沖縄。独特の世界観、きれいな海を満喫楽しんだ。
もう一度、沖縄の歴史、そして現在のことを正しく学び、もう一度沖縄へ行こうと思う。
基地をめぐるニュースは今日も含め、見聞きしてきた。1972年まで沖縄は日本であり...
図書
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(37人)
458. ある男
平野 啓一郎‖著
文藝春秋 2018.9
るなくん さんの評価:
結婚した男は戸籍上の名の人物ではなかった。
最初の婚姻で2歳の次男を失い、寡黙だが誠実な人だと心惹かれ再婚し、子供も授かったのに、勤務中、木の下敷きになり死亡した。彼の実家に常日頃から折り合いがわるいので何があっても連絡しないでほしいといわれていた意味を知る。
弁護士の城戸を通して彼の実物を探す物語。
差別は恐ろしい。自分もやはり隠したい過去と思うだろう。
各人の思いが切なくなったが、里枝の子供たちの優しさと明るさに心が救われる思いがした。
結婚した男は戸籍上の名の人物ではなかった。最初の婚姻で2歳の次男を失い、寡黙だが...
図書
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(26人)
459. ののはな通信
三浦 しをん‖著
KADOKAWA 2018.5
るなくん さんの評価:
女子高生の友情か・・・愛情か・・・
深い愛情には性別も人種も動物でも関係ないのかもしれない。
郵便書簡形式の永年の二人の心情物語。
ちょっとこの形式は小説とは趣が違うと思った。
女子高生の友情か・・・愛情か・・・深い愛情には性別も人種も動物でも関係ないのかも...
図書
(28人)
460. さざなみのよる
木皿 泉‖著
河出書房新社 2018.4
るなくん さんの評価:
43歳という若さでナスミは死を受け入れる。
ナスミと過去に出会った人々にその死から心のさざなみが起きる物語。
一見ぶきっらぼうで無配慮ぽい言動の裏には、人を思う優しさに溢れていた。
人が亡くなった内容なのにほっこりと納得する。
「しゅくふくだよ。」良い言葉です。
43歳という若さでナスミは死を受け入れる。ナスミと過去に出会った人々にその死から...
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