甲斐市立図書館

社会人ラクビー部の再生物語。
池井戸作品はやっぱり読み終わった後の爽快感がたまらない。
モヤモヤしている人は読んですっきりしてください。（笑）

社会人ラクビー部の再生物語。池井戸作品はやっぱり読み終わった後の爽快感がたまらな...

運命には逆らえないが、その中で微かな希望の光を見出し、生きる活力を与えたいと奮闘する栗原医師の物語。
白い巨塔の中、権力と患者、本音と建前、理想と現実の狭間で家族や友人の愛に包まれ、高みの医療のため努力を惜しまない医師たちとともに毎日が真剣勝負。
医師たちの過酷な現場を知り、体こわさないでね。と小さくつぶやいてしまう。
膵臓癌と戦う若き母親の姿に涙した。死を迎えるとき、穏やかにに過ごし終えることが私にで来るだろうか・・・。ただその時残された人たちに僅かでも暖かい気持ちを残したい、と願う。
補足として多くの著名人の名言が織り込まれていて、その場になるほど感が漂うのがとても気に入りました。

運命には逆らえないが、その中で微かな希望の光を見出し、生きる活力を与えたいと奮闘...

息子の泉を少しづつ忘れていく母の百合子。
その日々の中、想い出でが蘇る。
母の言葉が二人で歩んできた道の絆として鮮やかにに色を得る。
二人の切ない思いに感動し、涙し、そして胸が熱くなった。

息子の泉を少しづつ忘れていく母の百合子。その日々の中、想い出でが蘇る。母の言葉が...

知っているようで知らない日本の歴史を通史として、とてもわかりやすく解説されており、とても興味深く読めた。
時には攻撃的な表現が気になることもある著者なので、この本をちょっと敬遠していたが、全体的にはとても自国の歴史が勉強になった。

ただやっぱり、戦争に関する記述は個人的にはちょっと違和感を感じる部分があったことも歪めない。

日本はいつまでも、美しき誠の心情を持つ国であってほしいと願う。

知っているようで知らない日本の歴史を通史として、とてもわかりやすく解説されており...

レオドナルド・ダヴィンチの生涯を作品とともに理解を深めることができる本。
公証人の息子で私生児だったことは知っていたが、名前の由来を初めって知った。
この本とともに500年前の「万能の人」の生涯と作品を堪能。

レオドナルド・ダヴィンチの生涯を作品とともに理解を深めることができる本。公証人の...

海と山は決して交わることはない。その二つの血に翻弄される3人の幼馴染。
明治時代が背景だが、現代も人種差別の問題に通じる悲しみがあった。
後半の互いにひかれながら、血の歴史の怨念に立ち向かう若者たちの姿に涙した。

海と山は決して交わることはない。その二つの血に翻弄される3人の幼馴染。明治時代が...

父を交通事故で無くし、母と二人で頑張ってきた聖輔。けれどまたしても母を亡くすという悲しい出来事が起こる。
生活は一変し、未来に不安を感じ大学もやめる。
切り詰めた生活の中、コロッケ1個から新たな彼の運命が動き出す。
がんばれ！聖輔！

父を交通事故で無くし、母と二人で頑張ってきた聖輔。けれどまたしても母を亡くすとい...

医療の技術と心の支えの医心。どちらも大切だと思う。
身分がちがうと婚姻できない状況の中、恋人ミラルへの愛の狭間でゆれるホッサル。
身分制度と異なる人種と文化を受け入れことはとても難しいと感じた。
そんな状況でも高みの医療を目指し頑張る二人を応援したい。

医療の技術と心の支えの医心。どちらも大切だと思う。身分がちがうと婚姻できない状況...

まるで引きこもりの様に暮らす作家のところへ、生まれてから一度も会ったことのない息子が訪ねてくる。
彼とつながりがあるとすれば、養育費送金の領収書ならぬ1枚の息子の写真が郵送されてきたことだ。
なかば強引に同居を始めた息子の智との会話が面白い。
たじたじの父、飄々と暮らす息子との生活の様子がほっこりする。
家族愛を心行くまで味わい、そして穏やかな気持ちで読み終えた。

まるで引きこもりの様に暮らす作家のところへ、生まれてから一度も会ったことのない息...

研修医の雨野隆治の奮闘記。
医者とて人間だから、感情や肉体の限界はあるけれど、患者は生死に関わる時間の中に身を置き治療してもらう。
新米研修医は経験の積み重ねが必要となる。本の知識以上に実例と向き合わなければならないことが、先生の涙とともに染渡る。
そして、その現場で”生”というきらびやかな光が見えたとき、最高の喜びを患者そしてその家族とともにもたらすのだと思った。
がんばれ研修医！

研修医の雨野隆治の奮闘記。医者とて人間だから、感情や肉体の限界はあるけれど、患者...